カテゴリ: 日本
ファンティーニ・アキラ(イタリア/日本)
【生年月日】 1998.5.24
【所属チーム】 チュゼーナ
【国籍】 イタリア/日本
【ポジション】 GK
【ポテンシャル】
【コメント】 日本代表を希望しており東京五輪を目指すと明言している日本人の母親とイタリア人の父親を持つ日伊ハーフGK。チェゼーナの下部組織に所属している。
幼少期にサッカーを始めた当初のポジションはフォワード。だが、「お父さんと一緒にイタリア代表の試合を観に行ったときにブッフォンがプレーしていた。そこで素晴らしいセーブをしてチームを救った印象を持って、カッコいいなと思った」と話すように、ユベントスのブッフォンに憧れを抱く。
柏レイソルユースの練習に参加した際は、2つの国の違いについて「イタリアは短い時間で全力を尽くす。質を大事にします。日本はイタリアと違って量が多いです。イタリアのコーチは怖いですけど、慣れてきちゃいました」と述べている。
GKというポジションは、ファインセーブを見せればヒーローになるが、ひとつのミスで大きな批判を受けるものである。それでも、「GKをやりたいのであれば、責任を持ち、ブーイングされても構わないというメンタルを持ちながらやっていかなければならない。一番大切なのはメンタルです」と17歳ながら力強く語る。
【映像HP】
中村駿太(日本)
ジョー・加藤・カレッティ(オーストラリア/日本)
【生年月日】 1998.9.14
【所属チーム】 ニューサウスウェールズ・ナショナルトレーニングセンター
【国籍】 オーストラリア/日本
【ポジション】 DMF/CMF
【ポテンシャル】 A
【コメント】 抜群のキープ力と視野の広さを活かし中盤の底に君臨する“オーストラリアのシャビ”。機を見たスルーパスは決定的なゴールチャンスとなる。U16オーストラリア代表キャプテン。オーストラリア人の父、日本人の母の間に、父親の仕事の都合で滞在したマレーシアのクアラルンプールで生を受けた。昨年タイで開催されたAFC・U-16選手権に、来年10月にチリで開催されるU-17 W杯の出場獲得を狙って出場したジョーイズの一員として参加。準決勝まで勝ち上がったチームのキャプテンとして、中盤の底からチームを鼓舞し続けて「W杯出場」という大目標を達成したチームのMVP級の活躍を見せた。現在、彼が所属するジョーイズを率いるのは元豪州代表の名DFとして名を馳せたトニー・ヴィドマー。昨年、ジョーイズの監督に就任にした直後にヴィドマーは、「グラウンドを俯瞰できる広い視野を持つジョー以外に、このチームの“ナンバー6”(筆者注:中盤の底でプレーする守備的MF)を務められる選手はいない」と、長らく攻撃的MFを務めてきたカレッティをボランチにコンバート。それと同時に、彼を新チームのキャプテンに据え、以来、全幅の信頼を与え続けてきた。
カレッティは昨年、日本を訪れた際にJリーグ・アカデミーの練習に参加することで、自らと日本のトップレベルとの差を身をもって感じる機会を持った。そこで、日本の同年代のトップレベルの選手たちに混じると、自身の強みである創造性やスキルが通用はするものの、さほど際立たないことに気付かされたという。
その経験を経て「豪州にいてこそ、自分の強みがより発揮できる」と判断してからは、迷いが無かった。まずは豪州でのキャリア・アップに集中して努力を続けた結果、豪州国内の同世代の中で抜きん出たスキルと創造性を持つ選手として注目を集めるようになっていった。
そして、現在は、首都キャンベラにあるAIS(豪州国立スポーツ研究所)の育成プログラムに在籍。親元を離れてのホームステイ先は、FFA(豪サッカー連盟)所属の理学療法士の自宅という非常に恵まれた環境で、サッカー漬けの毎日を送りながら、日々研鑽を積んでいる。
【映像HP】
伊藤涼太郎(日本)
【生年月日】 1998.2.6
【所属チーム】 作陽高校
【国籍】 日本
【ポジション】 MF
【ポテンシャル】 A
【コメント】 全国高校サッカー選手権大会の流通経大柏戦で逆エラシコからループシュートのスーパーゴールで一躍名を轟かせた名門作陽高校の10番。ポジションは主にトップ下。「前を向いてボールを持った時のプレーが自分の持ち味」と鋭いドリブルやスルーパスで好機を作る。ゴール前に飛び出したり、DFの前まで下がって試合を組み立てたりと、精力的にピッチを動き回る。U-15からU-17まで日本代表の常連。関西出身で細かくパスをつなぐ作陽のプレースタイルに憧れ進学。東京五輪の日本代表のトップ下にはこの男が君臨しているかも知れない。
【映像HP】
https://vine.co/v/OwHeAzZttz6
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